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2016年06月27日

共産党「防衛費は人殺し予算」撤回後も怒りは収まらずネットで炎上状態 [国防]

共産党の藤野政策委員長がNHKの討論番組で「防衛費は人を殺すための予算」と暴言を吐き、他の党から制止されてもそのまま発言を撤回しなかったのことは昨日のブログのとおりですが、その後『Twitter』で発言の撤回と謝罪を表明しました。しかしネット民の怒りは収まらず、炎上状態が続いています。この発言は当然のことながら、選挙戦にも影響を与えそうだとの報道の見解ですし、これで共産党が選挙の時には隠す本音であることを有権者は認識して判断されるべきです。ネットでは「自衛隊人殺し」発言として「国民の生命や財産を守るために、日夜懸命に努力している自衛隊を人殺し呼ばわりなんてひどすぎる」「震災救助をしている自衛隊を批判するなんて。被災者を見殺しにするのか」「人殺し呼ばわりしながら災害時に働けなんて、ブラック企業みたいな発言だ」などなど、批判が渦巻いています。これを報じる記事が一時的にYahoo!ニューストップに掲載されるなど大きなニュースになっています。ちなみに藤野氏が務める政策委員長は同党「ナンバー4」とマスコミから呼ばれる要職です。他党のこの立場の議員がこのような発言をしたら、共産党は辞任どころか議員辞職を迫り追及するでしょう。さて共産党はこの度の発言をどう説明して、どう対処し、党としての責任を果たすのかしっかりと見たいものです。


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2016年06月23日

マラバール2016 [国防]

私はほぼ毎晩、BSフジの報道番組「プライムニュース」を視聴していますが、今夜のテーマは『軍艦侵入ミサイル連射 緊迫の海読み解く糸口 中国“あの国”警戒?』でした。沖縄県の尖閣諸島付近では9日、中国海軍の船が領海の外側の「接続水域」を航行する事案も起きていて、日本、アメリカ、インドの3か国は戦術面の連携強化や相互理解を進めたいということで、海上共同訓練「マラバール2016」を10日から17日まで実施しました。強引な海洋進出を進める中国を念頭に3か国の連携を強化する訓練には日本の海上自衛隊とアメリカ海軍、インド海軍のあわせて10隻が参加し、沖縄県の東側の海域で行われました。軍艦や潜水艦に3か国が協力して対応する訓練や、海上で遭難者などを捜索・救難するための訓練が行われました。今回の参議院選挙では安保の問題も争点ですので、中国の現状認識もしっかり見据えて有権者には判断して頂きたいものです。

 
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2016年06月09日

統合幕長は「領海入れば相応の対応」との見解 [国防]

中国海軍艦が初めて尖閣諸島周辺の接続水域を航行した問題について、防衛省制服組トップの河野克俊統合幕僚長は記者会見で「緊張を高める一方的な行動で深刻に懸念している」とした上で「エスカレートさせることは避けたいが、万が一、領海に入った場合はそれ相応の対応をする」と述べています。防衛省幹部は「相応の対応」は、自衛隊法に基づく治安維持のための海上警備行動発令を指すそうです。河野氏は「外交的なルートでの解決がベスト」と強調し、航行が繰り返される可能性については「中国側に厳重に抗議したので、真剣に受け止めてもらうことを期待している」と答えたそうです。河野氏とは何度か面識があり、海上幕僚長時代には下関で食事をしたこともあります。穏やかな方ですが、今回の大変頼もしい発言に感動しています。

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2016年02月29日

防衛シンポジウム [国防]

昨日は恒例の京都防衛協会青年部会主催の「防衛シンポジウム」に参加いたしました。「ふるさとを~衛(まもる)~使命感と志、平安の都から」~安全保障と平和と国論~と題して、記念講演やパネルディスカッションが開催されました。基調講演は元防衛大臣の小野寺五典衆議院議員、パネリストは同氏と防衛ジャーナリストの桜林美佐氏、KAZYA CHANNELの京本和也氏、沖縄からジャーナリストの兼次映利加氏そしてコーディネーターは毎年務めておられる同志社大学学長の村田教授でした。安全保障法制から憲法改正まで議論は大いに盛り上がりました。長時間のプログラムでしたが、時間の経過がとても速く感じる楽しいディスカッションでした。
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2015年12月05日

安保法が3月29日に施行 [国防]

政府は今日、安全保障関連法を来年3月29日に施行する方針を
固めたそうです。施行後は自衛隊による集団的自衛権の行使や
他国軍に対する後方支援の拡大などが実際に可能となります。
防衛省は施行に向け、武器使用方法などを定める部隊行動基準の
見直しを進めているとのことです。
安保関連法はすでに公布されており、公布から半年以内に
施行すると規定されています。
政府は施行を前に、平時や集団的自衛権行使の際にも米軍に
弾薬などの物品提供ができるよう、日米物品役務相互提供協定
の早期改定を目指し、米側と協議しているようです。
施行で新たに可能となる自衛隊の任務は、集団的自衛権行使や
後方支援の活動範囲や支援メニューの拡大に加え、国連平和維持
活動(PKO)などでの治安維持任務、離れた場所で武装勢力に
襲われた他国軍を救助する「駆け付け警護」など多岐にわたります。
これで我が国も真の独立国に一歩近づけたと言えるのではないでしょうか?

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2015年10月17日

海軍共同訓練 [国防]

海上自衛隊も参加してインド洋で行われている米印海軍共同訓練
「マラバール」が今日、公開されました。
航行訓練では、米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の左後方から
米軍艦1隻とインド軍艦2隻、海自の護衛艦「ふゆづき」の順に計4隻が
一定の間隔を空けて空母に接、空母の甲板では、戦闘機が
離着艦訓練を行いました。
共同訓練は原則的に毎年、インド近海と太平洋で交互に開催されていて
日本は今回、4回目の参加で、日米印3か国が海上の安全保障協力を
強化することで、インド洋などで影響力を強める中国をけん制する
狙いがあります。中国と国境を接する国々が協力して、中国の脅威に
対抗する訓練をすることに、日本の自衛隊も参加することは
とても意味深いことだと思います。

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2015年09月28日

自衛隊の行動基準更新 [国防]

中谷安全保障法制相(防衛相)は今日、安全保障関連法の成立を
踏まえ、自衛隊の体制整備に着手するよう防衛省幹部らに指示した
ようです。同省は今後、武器使用のあり方を定めた部隊行動基準
の更新や、新たな訓練の検討など、準備作業を本格化させるとのこと。
中谷氏は、同省幹部が出席する安全保障法制整備検討委員会で
「防衛省・自衛隊が真摯しんしに新たな任務に向き合い、適切な
実施体制の整備に最善を尽くすことが何よりも重要だ」と挨拶
成立した安保関連法は今月30日に公布され、半年以内に施行されます。
同法に基づき、米国などが第三国から攻撃を受けた場合に集団的自衛権を
限定的に行使することや、国連平和維持活動(PKO)での「駆け付け警護」
などが可能になります。

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2015年09月17日

安保法案参議院委員会にて可決 [国防]

参院平和安全法制特別委員会で今日行われた安全保障関連法案の
採決では、民主党の小西洋之参院議員が鴻池祥肇委員長めがけて
ダイビング攻撃を仕掛けるなど、与野党が肉弾戦を繰り広げる大荒れの
展開となった様子がTV放映されました。
特別委では、野党が提出した鴻池氏の不信任動議を否決した後、まず
自民党の山本一太元沖縄北方担当相が質疑打ち切り動議を提出しました。
これを合図に自民党の若手参院議員約10人が委員長席に詰めかけ
鴻池氏を守る態勢を築いていました。
ようやく事態を察知した野党議員も一斉に委員長席に駆けつけたようですが
自民党側はスクラムを何重にも組んでブロックしていました。
防御網の最外には、大柄の元近鉄の4番打者・石井浩郎参院議員が陣取り
鴻池氏につかみかかろうとする野党議員を押さえつけていました。
この委員会のどこが良識の議員なのでしょうか?
参議院は全国比例の選出もあるので、どうしても知名度等のみで
当選する議員もいます。それで果たして良いのか、有権者は真剣に
考えなくてはいけません。

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2015年09月16日

参議院は良識の府? [国防]

参院平和安全法制特別委員会の安全保障関連法案をめぐる
地方公聴会が今日午後1 時から横浜市港北区のホテルでありました。
約2時間半にわたり、自衛隊元幹部や弁護士 らが法案に関する見解
を述べれました。 意見表明する「公述人」は4人で、野党推薦の方が
冒頭に委員会の有り方に苦言を述べる波乱の幕開けでした。
最も印象的だったのは、公聴会終了後に傍聴席から上がった
「委員長、強硬採決はさせないぞ!」の一言に対する鴻池委員長の
反応でした。かなり興奮気味に「誰だ!今発言したヤツは」
「立って発言しろ!」と罵声とも聞こえる声をあげました。
これはどっちもどっちですが、参議院とは戦前の貴族院議員
現在でも良識の府と称され、専門的識見から衆議院の暴走に歯止めを
かけるという責務があるはずが、委員会審議を見てもあまりに品がなく
全く良識の府とは言えません。果たして必要なのでしょうか?
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2015年09月14日

NHK「日曜討論」 [国防]

NHKが日曜朝に放送している「日曜討論」の公式ツイッターアカウントが
番組終了後に2回も陳謝するという珍事が起きたそうです。
安全保障関連法案をめぐる攻防がヤマ場所を迎える中
「反対意見って理解しにくいのに、賛成意見はすごく頭に入やすい...」
とツイートし、NHKが安保法案に反対する意見を批判していると
受け止められて「炎上」とのこと。これに加えて、反対派の論者の発言を
「『機は熟している』と言い切った」と紹介し、文脈をねじ曲げている
として「火に油」状態になったらしいのです。
私も視聴していましたが、司会者の進行が悪かったのは事実です。
与党と野党の待遇も違い過ぎた気もします。
他局ならまだしも、NHKですからそれはどうかと思います。
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