クマを「指定管理鳥獣」に追加

　昨年度、人がクマに襲われる被害が過去最悪になったことを受け、環境省は国が捕獲などを支援する「指定管理鳥獣」にクマを追加しました。昨年度に全国でクマに襲われる被害に遭った人は死亡した6人を含む219人に上っていて、統計を始めた2006年度以降、過去最悪を更新しています。こうした事態を受け環境省は絶滅の恐れがある四国を除く地域で、クマを「指定管理鳥獣」に追加しました。これまでに、ニホンジカとイノシシが「指定管理鳥獣」になっており、国が自治体に対し捕獲や調査の費用を支援しています。

20年ぶりの選挙戦で投票率は過去最低

　下松市長選挙が14日に投開票されましたが、20年ぶりの選挙戦だったにもかかわらず、投票率は43.98%と過去最低であったことが報道されました。現場の雰囲気はわかりませんが、一般論として保守対決の一騎打ちだと勝敗の予測が立たず、投票率は上がりそうな気もしますが、20年ぶりの市長選で市民が困惑したのかもしれません。落選された候補者は当初、無投票を避けるための立候補を訴えられたとのことで、無投票が避けられたことは良かったと思いますが、投票率の過去最低記録更新は残念です。

音楽による市民交流

　山口情報芸術センター[YCAM]において開催されていた、かてぃんピアノがやってきた@YCAMは最終日に音楽による市民交流で幕を下ろしました。ピアニストの角野隼斗（かてぃん）が愛用するアップライトピアノを自由に弾くことができる、ストリートピアノ形式のイベントです。会場で順次来場者がピアノ演奏をしておられましたが、女子高校生がお母様の伴奏で独唱を披露されました。するとたまたま来場していた男子学生が協演を申込み、さらに別の男子児童が伴奏を申し出て、3人の学生による演奏が実現しました。会場には素晴らしい歌声が響き渡り、音楽による市民交流に感動しました。

野党候補一本化困難

　新聞報道によりますと12日に国政選挙で野党共闘を目指す市民団体「市民連合@やまぐち」が野党関係者らを交えた会合を開き協議したようですが、共同代表は山口1区での野党候補一本化は難しいとの認識を示したようです。そうすると与党現職が有利となり選挙区では当選確率が高くなりますが、野党の思惑は比例代表の票獲得にあるわけです。つまり小選挙区で候補を擁立しておかないと比例票の獲得ができず、中国地区の比例当選が難しいという野党各党の都合があります。国民には理解が難しい現在の選挙制度だと思います。

田植えの開始

　山口県内有数の米どころ、山口市阿東地域で田植えが始まりました。コシヒカリのほか、日本晴れやもち米、飼料米と様々な品種がありますが、２ヵ月かけて田植えを実施し、順調に生育すれば、8月下旬にコシヒカリの収穫が始まります。阿東地域は圃場整備も完了しており、スマート農業への取組もすすんでいて、GPSを搭載した大型の機械も導入されています。

初任給4万5千円上げ

　周南市に本店がある西京銀行では、来年4月に採用する新入行員の初任給を全学歴で一律4万5千円引き上げると発表しました。人材に積極的に投資することで地域の成長に貢献するとのことです。大学卒・大学院修了の場合は25万円とのことで、公務員との格差がより大きくなります。若手人材の働きがいなどの意欲向上には確実につながることでしょう。

日本版ライドシェア開始

　一般ドライバーが自家用車で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」のサービスが8日から始まりました。まずは東京と京都で、広島や福岡など他の10区域でも順次サービスがスタートします。観光地などのタクシー不足解消が狙いで、普及には、安全性や管理責任などへの不安を払拭することが課題です。日本では「白タク行為」として禁止されてきましたが、4月からは、タクシーが足りない地域や時間帯に限って導入が認められました。

ゾーン30プラス

　山口市立大内小学校を中心とした範囲について「ゾーン30プラス」という、車道を若干狭める「狭さく」や、少し段差を設ける「ハンプ」といったハード対策も併せて行う新たに創設された取組での区域指定がされました。山口市は道路管理者としてハード整備をいたしました。今日は新学期や入学式でもあり、その取組がテレビで報道されました。詳しくは竹中一郎公式サイトに掲載している、地域政党　やまぐちの風　山口市議会報告vol.22をご覧下さい。https://takenakaichiro.com/wp-content/themes/takenaka/images/report/23.pdf

湯田温泉白狐まつり2024

　湯田温泉白狐まつり2024が今日と明日、山口市中心部の湯田温泉街にて開催されています。今日は湯田自動車学校でキッチンカーフェスティバルやステージイベント、ミニバスケット、井上公園ではステージイベント、中原中也記念館は無料開放されていて詩の朗読会も開催されました。夜は白狐の嫁入り松明行列が開催されます。

ワーケーション

　山口市北部のふれあいパーク大原湖については合併当初から何度も市議会で議論しており、その間にはブームも到来して、最近では多くの来客でにぎわっています。その議論の中にワーケーションとしての活用も推奨しています。ワーケーション（Workation）とは、work（仕事）とvacation（休暇）を組み合わせた造語です。テレワークを活用し、リゾート地や温泉地など普段の仕事環境とは異なる場所で、働きながら休暇を楽しむ新しい働き方です。休暇を取得しながらのテレワークは、一見実現へのハードルが高いように思えます。しかし、ワーケーションは政府も推進している働き方です。そのために同施設ではWi-Fi環境も整備しています。