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2022年12月11日

防衛増税 [国防]

 自民党税制調査会は、防衛力の抜本的強化に伴う増税について、2024年から段階的に実施する方針を固めたとの報道がありました。税目は、法人税、所得税、たばこ税を軸とする方向だそうです。非公式会合で方針を確認したそうですが、複数の関係者が明らかにしたとのことで信憑性があります。今後の議論を注視したいと思います。
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2018年05月23日

陸上総隊 [国防]

今夜は陸上自衛隊山口駐屯地司令の防衛講話を聴講いたしました。同司令の正式名称は陸上自衛隊第17普通科連隊長兼ねて山口駐屯地司令、川内康孝1等陸佐です。中国、北朝鮮、ロシアと周辺諸国の情勢を鑑み、陸上自衛隊では陸上総隊を新編したそうです。海上自衛隊は自衛艦隊、航空自衛隊は航空総隊という全国レベルの実戦部隊がありますが、陸上自衛隊には従来そのような全国規模の総隊という組織はありませんでした。そこで周辺危機事態を想定して、陸上自衛隊の全国展開する実戦部隊となる総隊を新編したとのことです。しかしどうして現在まで陸上自衛隊に総隊がなかったのか、それは陸軍の暴走に対する反省があったからだとの説があります。シビリアンコントロールがしっかりと機能している今、その恐れはなく国防のためには不可欠な新編だと思います。
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2018年01月17日

防衛協会青年部会役員会 [国防]

今夜は久しぶりに防衛協会青年部会の役員会に参加いたしました。私は平成19年から平成27年まで8年間会長を務め、現在は顧問という立場です。従ってほとんど役員会に行くことはなくなりましたし、顧問があまり参加すべきではないとの私の認識もあります。私の任期中に「第8回全国大会」「第1回中国地区大会」「第1回下関会議」と多くの大会を開催しましたので、最近は少し落ち着いた活動となっています。役員会に続いては自衛隊山口地方協力本部の本部長による防衛講話が実施され、北朝鮮や中国の軍事関係について学びました。
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2017年10月18日

選挙のキャッチフレーズ [国防]

今回の衆院選で、立憲民主党が掲げる「まっとうな政治」や希望の党の「日本に希望を」さらに、安倍首相が言及した「国難」が他党の演説にたびたび登場し、舌戦は激しさを増しています。「働きたい人が働くことができる。これこそが『希望』ある社会、『まっとう』な社会だ」と首相は街頭演説で、希望の党名と立憲民主のキャッチフレーズを使用しています。序盤は「希望」を強調していたようですが、報道各社の情勢調査で立憲民主の躍進が伝えられると「まっとう」も多用するようになったようです。また、首相が解散にあたり、北朝鮮の挑発行為や少子高齢化を「国難」と呼んだことについては、希望の小池代表が街頭演説で「安倍1強政治が続く国難の方が危ないのではないか」と語り、共産党の志位委員長は「安倍さんが居座ることが日本にとって最大の国難」と訴えていますが、残念ながらキャッチフレーズの攻防戦に日本維新の会は登場していません。

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2017年06月27日

空母艦載機移転の容認 [国防]

6月定例県議会では、アメリカ軍厚木基地から岩国基地への空母艦載機移転をめぐる論戦が山場を迎えています。アメリカ軍の再編計画に伴い、神奈川県・厚木基地の空母艦載機61機が早ければ来月から段階的に岩国基地に移転される予定です。移転を目前に控え、地元の市や町はそれぞれの定例議会で、受け入れることを表明しています。 村岡知事も「地元の意向を尊重する」姿勢を改めて強調しています。村岡知事は「私としては、今後、取りまとめられる地元の意向を尊重するとともにこれまでの基本スタンスを堅持し、空母艦載機移駐について適切に判断して参ります」と発言、県はこの議会で判断を示す見通しで、艦載機移転をめぐる論戦に一定の結論が出されます。近年北朝鮮のミサイル問題等で国民の国防意識が高まる中、地域経済活性化政策も影響して移転容認の結論が出されるのは自然なことだと思います。
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2017年04月29日

日本海で任務にあたる海上自衛隊員 [国防]

北朝鮮は今朝、西部の北倉周辺から弾道ミサイルを発射したようです。日本の防衛省は発射情報について「失敗した」との見方を示しています。米ホワイトハウス当局者も「米政府は北朝鮮のミサイル実験を把握しており、大統領は報告を受けた」と述べており、今後益々両国が緊張することが予想されます。現在海上自衛隊も護衛艦「あしがら」他1艦が米空母打撃軍との日米合同演習に参加していますが、乗組員やそのご家族はかつてない不安を持たれていることだと思います。その他潜水艦はじめ日本海で国防の任務についている自衛官が、いつ帰港できるともわからない状況で我が国を防衛していることに国民は感謝すべきだと思います。
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2017年04月17日

防衛大臣としての資質 [国防]

稲田朋美防衛相がゴールデンウイークを利用して、東南アジアとの防衛協力を強化するために、5月上旬にベトナムを訪れ、日程が整えばタイも訪問するという外遊をするそうです。朝鮮半島が緊迫し、米軍が北朝鮮を「空爆」する可能性があるのに防衛省のトップが日本を離れるとは、どういうつもりなのかと批判が噴出しています。昨年、ジブチを訪問した時、公務だというのに、ド派手なサングラスにキャップという格好で成田から飛び立ったのはどうかとも思いましたが、今回の外遊にも時期的に問題が多いのではないかと思います。万が一の有事で、もし直前でキャンセルとなったら、迎える準備をした両国にも失礼ですし、大臣はそうした外交儀礼についてどのようにお考えなのでしょうか。

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2017年04月15日

北朝鮮の軍事パレード [国防]

北朝鮮の核開発をめぐって緊張が高まる中、同国の首都・平壌で今日、軍事パレードが行われました。今回の行事は金正恩朝鮮労働党委員長の祖父で北朝鮮の建国者である故・金日成国家主席の生誕105年を祝う式典ですが、実質的には軍事力を誇示する狙いがあるとみられています。金正恩氏による演説はなかったようですが、北朝鮮のナンバー2、崔竜海朝鮮労働党副委員長は、軍事パレードの開会式で「わが国には全面戦争には全面戦争で応じる用意があり、核攻撃を受けた場合、わが国流の核攻撃で反撃する用意がある」と述べ、米国から核攻撃を受ければ核攻撃で反撃する構えを示したそうです。しかし現実にそのようなことが起これば世界は破滅への道を進んでしまうわけで、現代においてしかも隣国で首脳がそのような演説をしているとは、あまりにも非現実的です。
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2017年03月29日

敵基地攻撃 [国防]

ミサイル攻撃を受ける前に敵国の基地を攻撃する「敵基地攻撃能力」について、自民党が「直ちに保有を検討」するよう求める提言をまとめました。今月6日北朝鮮が弾道ミサイルを4発同時に発射したところですが、去年1年間だと20発以上を発射しています。そこで北朝鮮の脅威が新たな段階に入ったとして、自民党の部会は「敵基地攻撃能力」の保有を直ちに検討するよう求める提言を了承したものです。「敵基地攻撃」とはミサイル攻撃を受ける前に、敵国の基地を攻撃することですが「敵基地攻撃能力」の保持は「専守防衛」の日本の安保政策を大きく転換しかねないものですが、政府はこれまでも「能力」を持つこと自体は「憲法が認める自衛の範囲に含まれる」として可能だと解釈しています。ミサイル防衛は実際のところ今回のように4発以上同時に発射されると迎撃は不可能です。国民の生命と財産を守るためには、政府がこれまでとってきた「専守防衛」という安保政策を大きく転換することを検討する時期にきたのかもしれません。
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2017年03月06日

北朝鮮の暴走 [国防]

北朝鮮が4発の弾道ミサイルを発射し、政府はそのうち3発が日本の排他的経済水域に落下したと発表しました。このミサイルの飛距離について、韓国軍は1000キロ余りと分析しているそうです。北朝鮮は先月12日にも中距離弾道ミサイル「北極星」を発射していて、連合ニュースによりますと、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の可能性もあるということです。今月1日から韓国で始まった米韓合同軍事演習に対する反発とみられますが、今回は金正男暗殺事件から世界の注目をそらす目的も考えられます。多くの国民は弾道ミサイルの迎撃について理解されていないと思いますが、一度に何発も発射されると迎撃なんて無理なわけで、今回の事件は我が国にとって大変な脅威です。
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