初任給4万5千円上げ

　周南市に本店がある西京銀行では、来年4月に採用する新入行員の初任給を全学歴で一律4万5千円引き上げると発表しました。人材に積極的に投資することで地域の成長に貢献するとのことです。大学卒・大学院修了の場合は25万円とのことで、公務員との格差がより大きくなります。若手人材の働きがいなどの意欲向上には確実につながることでしょう。

中小企業の省人化•省力化機器の導入支援

　2月16日に開会する山口市議会本会議におきまして次年度予算について、新規事業の「中小企業の省人化•省力化機器の導入支援」の質問しますので、経営者からヒアリングを重ねていますが、山口地ビール　サン•レミ•ド•プロヴァンスを訪問して現場の様子を拝見し、貴重なご意見を拝聴して参りました。

NTタイムズ記事効果に伴う外国人観光客対策

　山口商工会議所が中心となって観光関連団体による、ニューヨークタイムズ記事効果に伴う外国人観光客への対策会議が開催されたようです。山口市の経済界としては今回の記事による経済効果を最大限発揮するため、様々な緊急対応が必要であろうと想像できます。さらに市民の皆様にも外国人観光客に対しておもてなしの心をもって接していただきたいとも思います。山口市発展のために行政と経済界、さらに市民の皆様のおもてなしの機運が醸成されることに期待しています。

大型商業施設の初売り状況

　自宅近くの市内最大規模を誇る郊外型大型商業施設は元旦9時開店、中心商店街のデパートは2日10時開店でした。山口市の経済動向を把握する意味でも重要視していて、ともに視察に行きました。郊外型大型商業施設は昨日、今日ともに大盛況で駐車場は満車でした。デパートもにぎわっていましたが年始の特徴としては郊外型大型商業施設の集客力があるようでした。隣接する県の大型アウトレットモールは外国人観光客で昨年を超える来客数があるようです。

山口市中心商店街のにぎわい

　山口市中心商店街にある「道場門前商店街」「米屋町商店街」「中市商店街」を会場に『ぶち賑わいフェスタ2023』が連休中に開催されています。今日は第6回どうもんカレーフェスティバル、こめこめフェスティバルでは音楽教室の生徒さん等による楽器の演奏の「ステージイベント」、第十二回結人祭と題した学生と地域の人々を繋ぐお祭りが実施されました。私は演奏を拝聴し、カレー購入の行列に並び美味しくいただき、学生皆さんのよさこい演舞を楽しく拝見いたしました。

地元百貨店の社長交代

　山口市中心商店街にはデパートが1店舗あります。かつては地元資本で老舗呉服店から百貨店への発展、経営は地元名家で当主は代々、八木宗十郎を襲名する、山口市初代市長を務めた方、山口商工会議所会頭を四半世紀近く務めた方もおられた企業でした。経営不振から閉店した後は北九州市の地本資本のデパートが進出、山口市に現地法人を設立しデパート営業されています。社長は本社から出向されますので定期的に交代されています。私と同窓の福岡大学商学部卒の社長が退任され、新たな社長が就任されますのでお会いしました。新社長は53歳、本店の外商統括室長から㈱山口井筒屋代表取締役社長と、若手の抜擢との印象でした。

県内中小事業者のDX推進

　山口県はデジタル技術で課題解決を図るデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入で成長が見込める中小事業者を連携して支援する協定を金融機関などと結びました。県、日本政策金融公庫、県のDX推進拠点「Y-BASE」を管理する県デジタル技術振興財団が結び、DX推進に意欲がある中小企業や小規模事業者、農林漁業者に日本政策金融公庫がY-BASEを紹介するとのことです。

山口県6月有効求人倍率

　山口労働局の発表によると山口県の6月の有効求人倍率が1.47倍だったそうです。ほぼ横ばいに近い低下とのことで、基調判断としては10ヵ月連続で維持しているとの判断です。新規求人を産業別にみると建設業の増加が顕著で、県内9ヵ所のハローワークごとの有効求人倍率は最高が山口で1.55倍だったようです。建設業の増加についてはその要因を知りたいところです。

百貨店売上の減少

　中国四国百貨店協会がまとめた山口県内の百貨店2店の6月売上高が前年比約7%減の10億8573万円であったことがわかりました。山口市の中心商店街にもデパートがあり北九州市に本社がある百貨店の子会社だけに、同店の売上はいつも気になります。上半期の売上としても前年比2.4%減の66億9637万円とのことで6月の落込みは大きかったようです。松江市では唯一の百貨店が閉店することが決定しており、売上高回復を期待しています。

創業セミナー

　山口市産業交流スペースMegribaで県内で起業した人が実体験や起業方法などを紹介する創業セミナーが開催されました。同施設と日本政策金融公庫山口支店の主催です。県民の創業意識を醸成して地域活性化につなげることを目的とし昨年から開催されています。私が議会でも主張してきたMegriba活用手法で評価できる事業です。