維新への道

今日は久しぶりに、お隣の防府市…行政合併を熱望していますが…の観光名所
毛利博物館へ行きました。企画展「維新への道」が開催されていました。
今年は明治維新から数えて１４０年、維新を支えた長州の藩主であった
毛利敬親にまつわる展示品が多数、特に重要文化財の「幕府追討密勅」は
倒幕の密勅とのことで、幕府追討を命じた密令であり、大変興味深いものでした。
幕末に藩の政治堂を萩から山口に移し、その結果として県庁が山口市に所在します。
その後、大正になって完成したのが、公爵毛利邸です。
江戸時代の御殿さながらの規模や装飾の妙は、近代和風建築の粋を集めたものです。
現代において毛利氏の遺品は、萩・山口・防府と分散して保存・展示されています。
また国指定名勝の毛利氏庭園も、その広大さに驚くばかりで
四季折々に季節の花々で楽しめるようです。
各月ごとに企画展を開催とのこと、１１月には特別展「国宝」と題して
毛利博物館が所蔵する、国宝・重要文化財の中から
国宝の雪舟筆「四季山水図」など選りすぐりの作品が展示される予定です。