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2021年05月15日

5・15事件 [歴史]

 昭和7年(1932)5月15日、五・一五事件が起こりました。海軍の青年将校たちが、犬養毅首相を暗殺した事件として知られています。犬養首相は慌てずに一同を応接室に案内し、自分の考えを、いま日本が置かれている状況を踏まえて説き聞かせる気だったとされています。ところが将校らは「問答無用」とばかりに犬養の腹部と頭部を撃ち、立ち去りました。女中たちが駆けつけると、犬養は「撃った男を連れてこい。よく話して聞かすから」と、最後まで言論で説得しようとする姿勢を見せたとのことです。
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