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2021年01月01日

地域政党 やまぐちの風 [政治]

 令和3年1月1日、地域政党 やまぐちの風 の結党をここに宣言いたします。
 私は、国政政党が国の論理で地方を考えるのではなく、山口市のために、ここ山口市で考えるため、地域政党を立ち上げ、郷土発展のために突き進む決意をいたしました。地域政党 やまぐちの風 は、「やまぐち」を愛するすべての皆様の希望に応えてまいります。
 少子高齢化が進み、人口減少の局面に入った日本において、地方ではそうした傾向がどこも顕著で、 “地方消滅”ということばが広がる一方、人口が集中している東京をはじめとした大都市の論理で多くの施策が進められ、「大都市と<それ以外>」という構図の中で、地方はますます衰退の一途を辿っていることを、地方に住んでいる私たちは果たして身近に感じているのでしょうか。そして、山口市は大内文化の栄華を残し、県庁所在地として一定の都市機能を保っており、住みやすいまちという市民の評価は高いのですが、多くの子どもたちが進学、就職のために山口市を去っています。そしてその後も戻りたくても戻れない子どもたちが多くいます。「これが私のふるさとだ さやかに風も吹ゐている・・・」(中原中也「帰郷」の一節)「これが私のふるさとだ」とは、山口市が掲げるまちづくりのテーマのひとつです。しかし、離れて住んでいる子どもたちに山口市を「ふるさと」と自己規定させて良いのでしょうか。住んでいるからこその「ふるさと」山口市にしなければいけません。
 2020年にはいり、未曽有の世界的パンデミックを引き起こし、今もなおその猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、日本全国に試練を与えています。こんな状況ですが、地方にしかできない、地方が中心になってできることがきっとあるはずです。過度な「過密」から「分散」、地方による地方のための先進の技術の活用等々。この厳しい中でこそ、ピンチをチャンスに変えていきたい。新しい「風」を吹かせたいと、私は考えています。大内氏の時代から今日まで吹いている「風」。先達から受け継がれている「やまぐちの風」。私は新しい「風」を起こしていきたい。最初は小さな「風」かもしれない。しかし皆さんと一緒に大きな「風」にしたい。この山口市から。私は、これまでの「やまぐちの風」を大切にしながら、未来の山口市に向け新しい「風」を起こしていきます。
 
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