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2017年06月03日

後輩を愛する同期生 [スポーツ]

今年高校に入学しサッカー部に入部した息子の試合を初めて見学に行きました。1年生ですから当然ベンチにも入れず先輩の応援をしているだけですが、私の母校でもありますので応援を楽しみに行きました。中学時代にもよく応援に行きましたが、それは3年生でレギュラーとして出場するようになってからでした。やはり高校生の試合はスピード感があり、個人技も高レベルで驚きました。先日部活の保護者会で顧問の先生にご挨拶した際、サッカー部の私の同期生について話したところ、彼は今でも応援に来るということでした。今日は山陽小野田市という下関市と宇部市に挟まれた場所での試合で、交通の便が少し悪いのと、まだベスト8をかけた試合でしたので、まさか彼が応援に来るとは思いませんでした。それがキックオフからしばらくして、目の前に彼が現れたのです。しかも多くの保護者達と挨拶を交わし、部活の状況について話をするではありませんか。彼は北九州の病院に勤務する医師であるにも関わらず、頻繁に応援に来ていることが想像できました。私は彼とは中学時代からの同窓で、お互いに進学校の中学に受験して入学したのでその3年間、そして同じ高校に進学しましたが彼は優秀な理数科でした。中学時代は野球部のピッチャー、高校ではサッカー部のキーパー、大学は旧帝大の医学部とまさしく文武両道、尊敬できる同期生です。そしてOBとなっても母校のサッカー部を応援し続けるその姿にあらためて尊敬いたしました。私は高校時代は管弦楽部、大学では交響楽団に入部したもののすぐに退部、母校の管弦楽部は今や全国大会の常連校であるにもかわらず、なんの尽力もしていません。私は常日頃から息子にそのような立派な先輩がいることを聞かせていました。今日はあまりに嬉しくて、応援をしている息子に後ろから彼のことを紹介してやりました。後輩たちを愛し続け、応援し続けるその同期生の後ろ姿にあらためて敬意を表しました。
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