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2016年12月05日

塾代の支払いを気にする子ども [教育]

私の息子は受験生で志望校の合格に向けて一生懸命頑張っています。本来なら秋の県体まで継続する部活動を夏の市内大会で引退して、夏休みを受験勉強に費やしなんとか成績を上げてきました。さらに冬休みは正月返上で塾の冬季講習を受講したいと相談してきました。親としては当然ながら承諾し具体的な手続きについて尋ねたところ、数日中に受講料をそえて申し込むということでした。そこで息子が心配したのが1日7,000円で1週間分の受講料が現在の我が家の家計状態で支払い能力があるかということでした。正直申し上げて我が家の生活水準では厳しい金額ですが、息子にそのようなことは言えません。おそらく現在の日本において同様の悩みをかかえる家庭は多いと思います。公立学校の授業だけでは受験に対応できず、塾に行けばお金がかかり親は無理して借金してでも塾に行かせてやりたいものです。経済格差が教育格差につながって、奨学金制度の背景もあり進学さえも断念する子どももいます。息子が心配するのは明らかに私の責任ですが、一生懸命真面目に働いても経済的に厳しい家庭は多いはずです。教育は国家の根幹であり、国益にも影響する問題であればこそ、政治は教育格差の問題に真剣に取りくむべきだと思います。
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