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2016年12月01日

ゴルフ場利用税 [ゴルフ]

ゴルフをコースでプレーするにはゴルフ場利用税を納税しなくてはなりません。プレー料金に含まれて精算されるので実感はないかもしれませんが、コースによって税率が違うようで全国平均で600円程度です。最近のプレー費は安くなっていて山口県では平日6000円程度でラウンドできるので1割が税金、さらに飲食には消費税も課税されます。このゴルフ場利用税を巡って自民党の税制調査会で議論されましたが、廃止は見送られました。その理由は同税が地方自治体の貴重な税収源になっており、それに代わる税収見込みがないからです。つまり廃止を反対しているのは地方自治体の首長、廃止を訴えるのはゴルフの関係業界という構図です。地方自治体の主張は「ゴルフ場の来場者はアクセス道路等の整備費を負担すべき」で、ゴルフ場はじめ関係業界としてはプレー人口の減少とプレー料金の低価格化で経営が圧迫されているからです。実は全プレーヤーが支払っているわけではなく、高齢者とジュニアは免税となっています。そこに不公平感を感じている方も多いようで、ゴルフがオリンピックの正式種目となりスポーツとして普及する中、利用税は時代錯誤だとの意見も多いのです。税制調査会では長期検討課題との認識で今後も議論されるとのことですが、経済活性化を考慮するとゴルフ場利用税廃は有効なのかもしれません。
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